翻訳みちくさ日記~英語の仕事も子育ても

一人前の実務翻訳者になれる日を目指して、浮いたり沈んだり、私の毎日を綴ります。

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親の心、子は知らなくてもいいのさ

私には1つ年下の妹がいます。

お互い実家を離れて、今は同じ街に暮らしているので、
まだ小さい姪っ子を連れてちょくちょく遊びにきます。

時々、私たちが小さかった頃の話になるのですが、
お互いの意見がまるで違ってることも度々で。

私が何度も繰り返し読んでたお気に入りの本。
茶の間の本棚に並んでて、妹も当然読んでるもんだと思っていたのに、
彼女は一度も読んでなかったり。
記憶に残る大ゲンカ。
覚えていることは同じだけど、お互いに「勝ったのは私」と記憶してたり。

私たちが覚えている当時の母のことも、これがまた違っていました。

今の母はすっかり「天然」キャラ炸裂なんですけど、
当時はすごく怖くて、よく叱られてました(ここは姉妹一致)。
母にゲンコツされるとき、握った中指の関節がとんがってたなあ…と思い出します。
実際にはそんなことなかったかもしれないけど、私の「記憶のゲンコツ」はそんな感じなんです。

妹だって叱られてたけど、ゲンコツのことなんか覚えてなくて、私の記憶にバカ受けしてました。

妹は、「うちのお母さんは、お父さんと口喧嘩になると結構言ってたよね」といいます。
でも、私は、うちの母は父と喧嘩になると黙り込んで、口をきかないタイプだったと記憶してるんですよね。

これって大きな違いです。
喧嘩して、ガンガン言うタイプなのか。黙ってしまうタイプなのか。

私たち姉妹は、同じ家で育って、女同士で、年も1つしか違わないのに、
親について覚えていたことがこんなに違うのね、とちょっと驚きました。

翻って自分を考えるに、
私の息子二人がこの私を見て思うこと、覚えていることって何だろう。
「彼らの親だから」、と思って、毎日怒ったり、大声出したり、まあいろいろしています。
自分のダメ親加減にへこむこともあります。
息子たちはそんな私をどういう風に見ているんだろう。
息子たちに「こんな風に感じて欲しい、こうなってほしい」って思うことはいろいろあり、
だからこそ「あれをしなさい、これをしなさい」と口うるさく言ったりするのですが、
当の本人たちがそんな私の中から何を感じ取っているのかはまったく分からないし、
それはまったく彼らの自由です。
彼らに説教してる内容なんかより、説教してる私の顔がおかしいなあ、とか
そんなこと思ってるのかもしれない。

私が自分の親を思い出すとき、、
親として彼らがどうだったか、ということよりも、父と母がどんな風に生きてきたか、
ということの方が先に浮かび上がってきます。

うちの子供たちも、今はそんなこと何にも考えていないでしょうが、
大きくなったらそうなのかもしれない。
うちの二人は、この間違いだらけの母の毎日の、何を見て、何を感じとっているのかわからない。
でも、少しでもよく思われていたいので(笑)、
私は母親ってことじゃなく、一人の人間として、
恥ずかしくない毎日を生きていかなくちゃいけんな、
そうなるよう努めなくちゃならんな、と思います。
例えば、子供たちが覚えている母の姿といえば、
テレビの前に寝そべっているところ、なんて言われたら、
私本当に浮かび上がって来れないと思う(笑)。


そしてもうひとつ。
妹と意見が一致したのは、うちの母はあまり私たちの身の回りのことを気にしてなかったんじゃないか、ということでした。
給食の時に机に敷くランチマットは、いつごろからだったか自分で洗濯する決まりだったか、
とにかく、枚数も少なかったし、いつもしわしわだったような。
お友達の、ピシっとアイロンがかかったランチマットを見ると、自分のランチマットが恥ずかしかったことは覚えています。
じゃあ母にお願いするとか、自分でアイロンかけるとか、今考えればどうにかできた気もするんですがね。

その思いがあって、うちの子供たちが小学校に上がってからは、ランチマットは必ずピシッとアイロンをかけて、十分な枚数を置くようになりました。

先日、子供たちの小学校の給食時間を見学する機会がありました。
洗いざらしのランチマットの子もいれば、昨日のやつかな?と思われるのを出してる子もいる。
みんなそれぞれのランチマットを敷いて、がやがやと楽しそうに給食食べているのを見ていたら、
「そうだよな、そんなもんだよな」と思いました。
大したことじゃないんだ。ランチマットのしわなんか。

わが子のランチマットのしわの間に、何か特別な思い出が入ってる?
だから私はアイロンかけて伸ばしてる?
いいや。それはそれ。しわはしわ(笑)。

これからも、私はランチマットにも、給食エプロンにも、アイロンかけると思います。
それは、アイロンがかかってた方が好きだから。

でも、「自分が子供の頃こうだったから、子供にはそうさせたくない」と思うのは
もうやめよう、と思います。アイロン以外もね。
私は私。子供は子供。





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Comment

ご無沙汰してました。 

きのめさ~ん!お帰りなさい!待ってましたよ!!!

ワタスもブログは放置気味で、その、ハイ、何も言えないのですがe-330

お元気そうで、よかったです。

姉妹で記憶に差があるのも面白いですね。夏に帰省したら、姉たちに聞いてみようと思いました。

また、楽しい記事を楽しみにしていますね。

  • posted by ミント 
  • URL 
  • 2010.07/15 20:04分 
  • [Edit]
  • [Res]

:ミントさま 

ミントさ~ん、ご無沙汰してスミマセンでしたv-390
また来てくださってうれしいです。

恥ずかしながら、ミントさんのところには時々お邪魔していますが、お仕事忙しそうで何よりです^^。

ミントさんもお姉さんいらっしゃいますもんね。小さな頃の話など、驚きの事実が発覚するかもしれませんよ~(笑)!
  • posted by きのめ 
  • URL 
  • 2010.07/15 23:21分 
  • [Edit]
  • [Res]

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プロフィール

きのめ

Author:きのめ
独身時代に社内翻訳を経験。
二人の子供が生まれてから、在宅で翻訳者になる道をちょっとずつ進んできました。

現在小学5年の長男、小学3年の次男の母親業も、いつになったら一人前になれるのか。。。

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